看護師が退職する時の大まかな手順

転職するのが初めてという看護師の中には、退職の手順が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、看護師が退職する際の手順を、大きく3つのステップに分けて紹介していきます。

最初に、就業規定の確認をしておきましょう。
基本的に法律では、14日前までに退職する事を伝えれば良いとされています。
しかし、職場によっては1ヶ月前までに伝えなければいけないケースもあります。
こちらは就業規定の中に、退職のルールとして記載してあるのできちんと見ておきましょう。

次に、上司に退職の意思を伝え、退職届を提出する形になります。
もし退職の理由が曖昧だったり、職場問題が原因であったりする場合は引き止められる可能性があります。
退職の意思を固めているなら、誰が聞いても納得できるような理由を用意しておきましょう。
上司が退職を承諾したら、退職日を決めることになります。
その後、退職届を作成して提出しますが、書類は必ず手渡ししてください。

最後のステップとなるのが、退職日の勤務です。
最終日だからと気を抜かず、いつも以上に気を引き締めて業務を行うことが大事です。
また、最後まで感謝の気持ちを忘れず、今まで関わった同僚や患者さんにも挨拶を行なってください。
そして、備品の返却も忘れないようにしましょう。
あらかじめ退職時に返却するものをチェックしておけば、当日バタバタせずに安心です。
同時に、退職日に受け取る重要書類も忘れないようにしておきましょう。